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アニメ配信》ダイの大冒険の見逃し動画が無料の配信サイトは?|Amazonプライム・Netflix

2020年10月放送開始アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の公式見逃し動画をネットで無料視聴する方法を解説します。

ザックリまとめ
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タップできる目次

ダイの大冒険の無料動画ネット視聴する方法

アニメ無料動画ドラゴンクエストダイの大冒険の見逃しネット配信を無料で見る方法

アニメの公式ネット配信見るならU-NEXT♪

アニメ「ダイの大冒険」の動画サービス配信状況

各ネット動画サービスの配信状況は下表の通りです。

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サービス配信状況無料トライアル通常月額公式サイト
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Netflixネットフリックス配信ありなし990円~詳細を見る
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アニメ放題配信あり1か月440円詳細を見る
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U-NEXTの無料期間や料金など、サービスの特徴は以下の通りです。

u-next月額料金の考え方内訳
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U-NEXTの基本情報を下表にまとめています。

以降の特徴については、ユーザーである筆者が実体験をもとに解説します。

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ダウンロードOK
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雑誌読み放題あり:150誌以上
再生速度0.6倍, 1.0倍, 1.4倍, 1.8倍
対応機器スマホ、タブレット、PC、テレビ、etc.

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動画配信サービスの無料期間
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31日間
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31日間

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有料コンテンツに対するポイント還元率は40%と高水準で、いつでも適用されるとされる分かりやすさも特徴です。

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u-next読み放題の対象雑誌
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さらに詳しく、という人はこちらの記事から。

他の動画配信サービスと「月額料金」や「サービス内容(動画/電子書籍/etc.)」などを一覧表で比較しています。

U-NEXTについて詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
▶▶ U-NEXTを無料で楽しむ方法・サービス解説

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気になるのは「docomoじゃないと利用できない?」といった点ですが、docomoケータイじゃなくても利用OK。

放送中&放送終了アニメを幅広く配信しており、追加料金なしの見放題

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各動画サービスの無料体験や特徴は下表の通りです。

項目Hulu
Paravi
FOD
ABEMA
テレビ局日テレTBS, テレ東フジテレビテレ朝
無料お試し期間14日14日14日14日
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詳細解説記事解説記事解説記事解説記事

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ダイの大冒険の作品情報

ドラゴンクエストダイの大冒険見逃し無料動画ネット配信

かつて、魔王ハドラーにより苦しめられていた世界は、
「勇者」と呼ばれた一人の剣士とその仲間たちの手により平和を取り戻した――

時は流れ…。魔王から解放されたモンスターたちが暮らす南海の孤島・デルムリン島。
島唯一の人間であり、勇者に憧れる少年「ダイ」は、モンスターたちと平和に暮らしていた。
だが、その暮らしも、魔王ハドラーの復活により一変する。
師との約束、仲間との出会い、逃れられぬ宿命…
再び危機が訪れた世界を救うため、勇者を目指す少年・ダイの冒険が始まるー!

ダイの大冒険公式サイト

キャラ・声優キャスト

ダイの大冒険のキャラクター、声優はこちらの一覧から。

キャラ・登場人物声優・CV
ダイ種崎敦美
ポップ豊永利行
マァム小松未可子
レオナ早見沙織
アバン櫻井孝宏
ヒュンケル梶裕貴
ブラス緒方賢一
ゴメちゃん降幡愛
ハドラー関智一
クロコダイン前野智昭
フレイザード奈良徹
ミストバーン子安武人
ザボエラ岩田光央
バラン速水奨
バーン土師孝也

各話タイトル/あらすじまとめ

#タイトルあらすじ
第1話小さな勇者、ダイデルムリン島に住む少年・ダイは、勇者に憧れながらも、育ての親の鬼面道士・ブラスの下で魔法使いとしての修業をする日々を送っていた。ある日、デルムリン島に、勇者とその仲間らしき一行を乗せた船がやって来る。憧れの勇者の登場に大興奮のダイ。しかし、実は彼らの狙いは、世界に一匹しかいないと言われる幻の珍獣・ゴールデンメタルスライムのゴメちゃんを奪うことだった。さらわれた大親友のゴメちゃんを取り戻すため、ダイは、ブラスから渡された魔法の筒を手に勇者たちを追う。
第2話ダイとレオナ姫レオナがデルムリン島にやって来た目的は、賢者になるための儀式を受けること。ダイは、儀式の舞台となる地の穴までレオナたちを案内することになる。何でも思った通りに発言するレオナに当初は反感を抱いていたダイだったが、行動を共にするうちに打ち解けていく。そんな時、突然、巨大な魔のサソリが現れ、一行に襲い掛かって来る。ダイはなんとか魔のサソリを撃退するものの、攻撃を受けたレオナは毒に侵されてしまっていた。ダイが彼女を救いたいと強く願ったその時…?
第3話勇者の家庭教師いつものようにダイがモンスターたちと戯れていると、突然モンスターが凶暴化し出す。なんらかの暗黒の力がモンスターたちに影響を及ぼしているようだ。危険を感じ取ったブラスはダイをデルムリン島から逃がそうとするが、ダイはそれを拒否。ダイとブラスが押し問答を続けていると、そこに勇者育成業を営む男と、その弟子の魔法使いが現れる。勇者育成業を営む男は魔王が復活したこと、そしてパプニカ王家からの依頼を受けて、ダイを勇者に育て上げるためにやって来たと告げる。大切な人を脅かす魔王を打ち倒すため、ダイは勇者となるための修業をすることを決意する。
第4話魔王ハドラーの復活火竜変化呪文(ドラゴラム)でドラゴン化したアバンは容赦なくダイを攻撃する。ダイはナイフで応戦するも、鉄よりも固いドラゴンの皮膚には歯が立たない。アバンが吐き出す炎を破るためには、力の技・大地斬ではなく、スピードの技・海波斬が必要だった。修業を終えたその時、一同は、邪悪な力を持った何者かが島に入ってこようとする気配を感じ取る。アバンの嫌な予感は的中する。マホカトールの結界を破ってアバンたちの前に現れたのは、最悪の存在であった…!
第5話アバンのしるしかつてをはるかに上回るハドラーの強大な力に追い詰められていくアバン。弟子たちを、世界を守るため、最後の力を振り絞りハドラーに立ち向かっていく。ダイはその姿をただ見守ることしかできなかった。そして、ついにアバンとハドラーの戦いは決着を迎え…?
第6話獣王クロコダイン亡きアバンの遺志を継いで大魔王バーンを倒すため、ダイは島を出ることを決意する。ポップもダイと共に船に乗り込み、ロモス城を目指す。しかし、道中の魔の森で二人は早速迷子になってしまう。森の中でミーナという女の子と出会った二人は、モンスターに襲われてピンチに陥ったところを、魔弾銃(まだんガン)を操る少女・マァムに救われる。マァムたちと別れたダイたちが再び道に迷っていると、彼らの前に、ハドラーからダイ討伐の命を受けた百獣魔団の軍団長・獣王クロコダインが現れる。
第7話マァムの想いマァムが突然ダイを攻撃したことに驚くポップ。だが実は、彼女が放った魔弾銃の弾丸にはまひを治す呪文「キアリク」が詰まっていたのだ。それによってダイのまひは回復。さらにマァムの攻撃でクロコダインが一瞬ひるんだ隙を突いて、ダイはクロコダインの左目に一撃を食らわせる。負傷したクロコダインはその場から撤退していった。ピンチを脱したダイ、ポップ、マァムは、ネイルの村へと向かうことにする。そしてダイとポップは、ネイルの村とアバンの間につながりがあることを知る。
第8話百獣総進撃旅の仲間にマァムを迎え3人となったダイたちは、夜遅くロモス城下町に到着し、宿で一晩を過ごすことにする。翌朝、町中に響き渡る獣たちの咆哮で叩き起こされる。クロコダインが百獣魔団のモンスターたちを率いてロモス城への総攻撃を仕掛けてきたのだ。ダイは、すぐさまクロコダインを追い、宿を飛び出していく。マァムもポップを連れ、ダイを追おうとするのだが…。ロモス城の大広間で対峙(たいじ)するダイとクロコダイン。クロコダインは、ダイの急激な成長を目にし、ザボエラに授けられた恐るべき秘策を使う決意をする。
第9話ひとかけらの勇気クロコダインの獣王痛恨撃により大きなダメージを受けたダイ。ダイを救おうとするマァムもまた妖魔司教ザボエラが操るあくまのめだまによって縛り付けられてしまった。 その様子をニセ勇者パーティーの魔法使い・まぞっほに見せられたポップだが、それでも恐怖心に打ち勝てず動けないでいた。そんなポップに、まぞっほが自らの過去を語り始める。彼もかつては正義の魔法使いを目指していたと言うのだが…。
第10話いざパプニカ王国へクロコダインとの戦いに勝利したダイたちは、レオナを救うためパプニカ王国を目指す。パプニカを有するホルキア大陸は、かつて魔王の居城があった大陸であり、魔王軍から不死身の軍団が送り込まれ、最大の激戦区となっているという。パプニカに着いたダイたちが目にしたのは、想像を絶する光景であった。その頃、鬼岩城ではハドラーが全軍団長を招集していたが…。
第11話魔剣戦士ヒュンケルダイのアバンストラッシュはヒュンケルには通用しなかった。アバンとその弟子に対する強い憎しみに燃えるヒュンケルは、「鎧(よろい)の魔剣」をまとってダイたちにぶつかっていく。あらゆる攻撃呪文をはじく最強の鎧は、ダイ、ポップ、マァムの3人掛かりの攻撃もものともしない。一体なぜ、ヒュンケルはそんなにもアバンを憎むのか? マァムが疑問を投げ掛けると、彼は自身とアバンの過去を語り出す…。
第12話ふたりのライデインクロコダインの加勢で、辛くも戦線から離脱したダイとポップ。戦いのさなか語られたヒュンケルの過去に動揺し、紋章の力を発揮できなかったダイに対しポップは「ヒュンケルを倒さないと、マァムもレオナも救えない」と叱咤(しった)。二人は、もう一度力を合わせて戦うことを誓い合った。そして翌朝。圧倒的な力を持つヒュンケルに対抗するべく策を練ったポップは、ダイにある呪文を使うことを提案する。
第13話決着の瞬間ライデインを受けたヒュンケルだったが、その肉体はダメージを耐え抜いた。渾身(こんしん)の魔法も破られてしまったダイは、ヒュンケルが放ったブラッディースクライドを食らい、意識を失ってしまう。その時、闘技場にマァムが現れ、隠し部屋で見つけたある物をヒュンケルに手渡す。そこにはヒュンケルの過去にまつわる驚くべき真実が収められていた。
第14話氷炎将軍フレイザード激闘の末に、不死騎団長ヒュンケルに勝利した一行は、再びレオナを捜すことに。バダックの助言を受け、神殿の地下倉庫にあった信号弾を上げると、ダイたちの前にパプニカ3賢者の一人・エイミが気球に乗ってやって来る。ダイたちは、レオナが身を寄せているというバルジの島へと向かう。しかし、ダイの到着を待ちわびていたレオナの前に現れたのは、氷炎将軍フレイザードだった。
第15話恐怖の結界呪法レオナを守るため、そしてヒュンケルの仇を討つため、フレイザードに立ち向かっていくダイ。彼の魔法剣はフレイザードにも通用し、右腕に大きなダメージを与えることに成功する。しかし、フレイザードは腕を再生し、自らを構成する岩石を放つ氷炎爆花散で反撃する。それは攻撃技であると同時に、氷炎魔団・不敗の戦法、氷炎結界呪法を発動する合図でもあった。あたり一帯に強力な結界陣をはるこの呪法のために、ダイたちは呪文を封じられ、力が発揮できなくなってしまう。ピンチを悟ったマァムは冷静に撤退を持ちかけるが、ダイはそれを受け入れられない。するとフレイザードは、ダイたちを足止めすべく、レオナを伝説の禁呪法で氷漬けにしてしまう。あまりに残忍なたくらみに、ダイは激しい怒りにかられる。しかし、マァムは再度、撤退して体制を立て直すことを提案。それでも戦おうとするダイをやむなく気絶させて、気球でその場を脱出する。フレイザードは追手を放ち、気球を攻撃するが、あわや海に墜落かと思われたそのとき、崖に開いた洞穴から何者かが魔法を放って追手を撃退する。なんとか無事に陸地に降り立ったポップたちが洞穴に入ってみると、そこにいたのはマトリフという老人だった。
第16話大魔道士マトリフ一行を救ったマトリフの正体は、洞窟で隠居生活を送る大魔道士だった。ダイたちへの助力を当初はかたくなに拒否していたマトリフだったが、ダイがアバンの最後の弟子だと知ると態度を軟化させ、フレイザードの禁呪法を打ち破りレオナを救うために力を貸すことに同意する。同じ頃、ハドラーたち魔王軍も何やら怪しい動きを見せていた。
第17話不死身の救世主バルジの島に到着したダイたちは、二手に分かれて氷魔塔と炎魔塔を破壊に向かう。ダイとバダックが炎魔塔に到着すると、そこにはザボエラとミストバーン、そして彼らが率いるモンスターたちが待ち構えていた。一方、氷魔塔に向かったポップとマァムの前に現れたのはハドラーであった。予期せぬ強敵との戦いに窮地に陥るダイたち。そのとき、彼らの前に思いも寄らない人物が現れる。
第18話ヒュンケル対ハドラーポップとマァムは、地底魔城と共に消えたはずのヒュンケルの登場に驚く。ヒュンケルはマグマにのまれる寸前、クロコダインに救い出されたことを明かす。ダイらに力を貸すべく駆け付けたヒュンケルは、ポップとマァムをバルジの塔へと向かわせ、ハドラーとの一騎打ちを買って出る。
第19話アバン流最後の奥義ダイらがバルジの塔にたどり着くと、塔の前にフレイザードが立ちはだかる。フレイザードは、クロコダインとヒュンケルの登場に、自分が劣勢であることを悟って弾岩爆花散を放つ。ダイらは自らの体を粉々にし、岩の弾となってぶつかってくるフレイザードに苦戦を強いられる。
第20話今すべてを斬るダイたちが死闘を繰り広げていたころ、ヒュンケルとの戦いで致命傷を負ったはずのハドラーは、ミストバーンの暗黒闘気によってさらなるパワーを得てよみがえっていた。
一方、ダイの空裂斬でコアを破壊されたフレイザードの身体は、真っ二つに分裂し、決着がついたかに思われた。だが、突如現れたミストバーンから魔影軍団最強の鎧を与えられ、フレイザードは再び強力なパワーを得る。執念をみなぎらせてダイに襲い掛かっていくフレイザード。しかし、空裂斬を会得してアバン流刀殺法は完成させたダイは動じず、地、海、空その全てを極めた完成版とも言える渾身のアバンストラッシュを放って、フレイザードを討ち破った。戦いを終えたダイたちは、レオナのもとへと駆け付ける。氷漬けのレオナを救うため、マァムはギラが込められた魔弾銃の弾にさらにベギラマ込めることを提案するも、ベギラマを唯一使えるポップの魔法力は切れていた。絶体絶命と思われたその時、レオナを助けたいと強く願うダイの額に紋章が現れ、ベギラマを込めることに成功する。ダイが魔法を込めた弾は、見事にレオナを救出したが、その衝撃で魔弾銃は壊れてしまった。犠牲を払いながらも戦いに勝利した一行は束の間の安息を楽しむのだった。
時を同じくして、遠くカール王国でザボエラからの報告を聞いていたバランは、ある重大な事実に気づくのだったーー。
第21話マァムの決意フレイザードを倒したダイたちは、少しずつ復興するパプニカで次なる戦いの準備をしていた。そんな中、魔弾銃を失い自身の立場に悩んでいたマァムは、マトリフの言葉をきっかけにある決意を固める。それは、一度ダイたちと別れ、ロモスの山奥にいるという「武術の神様」のもとで武闘家になるための修業を積むことだった。さらなる強敵の出現に備え、魔弾銃に代わる力を手に入れようというマァムの選択を、ダイたちは驚きつつも受け入れる。ポップはマァムをルーラでロモスまで送り届けると、彼女への想いを胸に秘めながら精一杯のエールを送るのだった。
一方そのころ、鬼岩城のハドラーの前には、「魔王軍の死神」の異名を取るバーン直属の殺し屋・キルバーンとその使い魔であるピロロがやってきていた。ダイとの戦いに負け続きのハドラーに、脅しをかけるキルバーン。そのとき、超竜軍団長の竜騎将バランが、ダイとの戦いに名乗りを上げる。バランはハドラーに、そしてダイと自分を会わせまいとするハドラーの企てを見抜いたと言い放つ。ダイが竜(ドラゴン)の騎士であることに気づいたのだ。ヒュンケルたちの追跡を逃れるために移動する鬼岩城の中で、魔王軍のさまざまな思惑がぶつかり合う――。
第22話デパートへ行こう度重なる激戦で傷んだ武器を新調するために、ベンガーナ王国のデパートに行くことにしたダイとレオナ。ダイの力になるようにとマトリフに送り出されたポップも、彼らに同行する。
ベンガーナは、世界一ともいわれる経済力を持ち、豊富な武器・物資で魔王軍の侵攻を防いでいることから、「最も安全な国」と呼ばれる王国だ。久しぶりに姫としての職務から解放されたレオナは、ダイとポップを振り回しながら買い物を満喫する。一方、デパートに初めて入るダイとポップもまた、見たことのない武器や防具、アイテムの数々に心躍らせていた。買い物のさなか三人は、ドラゴンの皮膚をも貫くという「ドラゴンキラー」のオークション会場で、口の悪い老女・ナバラとその孫・メルルという二人の占い師と出会う。
ナバラとメルルと別れたのちに、レオナがドラゴンキラーのオークションに参加していると、突如としてベンガーナの街をドラゴンの群れが襲撃。人々は大パニックに陥ってしまう。ダイたちは手分けをして、ドラゴンの迎撃と人々の避難誘導を行うことにする。一方で、市街にいたメルルも、瓦礫に挟まれた人の手助けをしていた。巨大なヒドラが迫り、絶体絶命のメルルのもとにダイが駆けつける!
第23話竜の騎士ベンガーナを急襲したドラゴンの群れを迎え撃つダイ。ヒドラに打ち下ろした彼の剣は硬い皮膚の前に砕け散ってしまった。さらにそこに、ポップが倒し損ねたドラゴンも合流。最悪の状況に誰もが敗北を覚悟するが、ダイは竜(ドラゴン)の紋章の力を発揮して、ドラゴンたちを次々になぎ倒す。ダイは見事に勝利を収めたものの、その鬼気迫る戦いぶりに圧倒された人々に恐れの目を向けられてしまう。
そんな人々の態度にショックを受けるダイの前に、キルバーンが出現する。彼は、ダイの本当の姿を見ることができたとほくそ笑むと、何もせずに消えていった。ダイ自身も知らない、ダイの本当の姿について、占い師のナバラとメルルが語るに、ダイはテラン王国の伝説にある竜(ドラゴン)の騎士であると言う。その言葉を聞き、ダイたちはテラン王国へと向かうことにする。
テラン王国には、竜の神が眠るという湖底の神殿があった。そこに行けば自身のルーツを知れるかもしれないと考えたダイは、一人、神殿へと赴く。ダイが神殿で自らの秘密に直面していたその時、なぜかそこに超竜軍団長バランが現れる。臨戦態勢を取るダイ。しかし、バランはそんなダイに意外な言葉をかける――。
第24話竜騎将バランバランがダイに明かした竜(ドラゴン)の騎士の使命――それは、人間を滅ぼすことだった。バランはさらに、竜(ドラゴン)の騎士はもともと、人間、魔族、竜の戦いを粛正するために神々が生み出した究極の戦士であり、いずれかの種族が野心を抱いたときに天罰を与える存在であると語り聞かせる。しかし、バーン打倒を志すダイは、そんなバランの言葉を否定し、抵抗。業を煮やしたバランは、力ずくでダイを連れ帰るべく、すさまじい攻撃でダイを吹き飛ばす。
劣勢のダイに、バランはさらに驚くべき真実を告げる。なんと、ダイは「ディーノ」という名のバランの息子だというのだ。衝撃の告白にショックを受けるダイ。だが、彼はそれでもなお立ち上がり、竜(ドラゴン)の紋章を発動させ、ライデインストラッシュでバランに向かっていく。ダイの最強技はバランに剣を抜かせはしたものの、まったく通用せず、逆に、バランの大技「ギガブレイク」で返り討ちにされてしまう。怒りに駆られるポップがバランに立ち向かおうとしたそのとき、彼らの前にクロコダインが現れる。戦いに名乗りをあげたクロコダインを、バランは「竜(ドラゴン)の騎士最強の秘密」で迎え撃つ。
第25話戦慄の竜闘気竜(ドラゴン)の騎士の最強たる秘密「竜闘気(ドラゴニックオーラ)」を全開にしたバランには、クロコダインの攻撃は一切通用しなかった。しかし、クロコダインはボロボロになりながらも、何度でも立ち上がり、バランに立ち向かっていく。ギガブレイクを食らって倒れていたダイも立ち上がる。ダイとクロコダインは力を合わせてバランを攻撃し、竜闘気(ドラゴニックオーラ)を破って傷を負わせることに成功する。
ダイやその仲間たちの底力を目の当たりにしたバランは、ダイの強さの根源である仲間との絆を断ち切ることにする。バランが唸り声をあげると、ダイとバラン、二人の竜(ドラゴン)の紋章が共鳴。ダイは頭を抱えてうずくまってしまう。やがて共鳴が止むと、力を使い果たしたバランはその場から退却していった。
強大な敵が去り、ホッとする一行だったが、それも束の間。目を覚ましたダイは、なんとすべての記憶を失っていた。頼りのダイがまるで子どものようになり、ポップたちはなすすべもなく、途方に暮れてしまう。
一方、退却したバランは体力の回復を図りながら、ダイ奪還作戦に備えて、自らの最強の部下・竜騎衆を召喚していた――。
第26話竜騎衆大接近陸戦騎ラーハルト、海戦騎ボラホーン、空戦騎ガルダンディーの三人からなる最強の竜使い(ドラゴンライダー)集団・竜騎衆を呼び集めたバランは、彼らと共にダイ奪還を目指して再びテラン王国へと出陣する。
一方テラン王国では、記憶を失ったダイがバランと対面しないように、レオナたちがテラン城の地下牢でダイをかくまうことにしていた。そのとき、メルルがこちらをめがけてやってくる複数の憎悪のエネルギーを察知する。それがバランと竜騎衆だと知った一行は、焦りと不安から思わず言葉をなくしてしまう。ポップは、戦意を失ったふりをして仲間の元から離脱し、一人、バランたちの足止めに向かうことにする。
バランたちと対峙したポップは奇襲を仕掛けるが、その攻撃はバランにも竜騎衆にも通用しなかった。竜騎衆はバランを先に行かせて、三人でポップを仕留めることにする。すぐさまポップを圧倒する竜騎衆だったが、ポップは不意を突いてガルダンディーが操るスカイドラゴンを撃破。激昂したガルダンディーはポップの魔法力と体力を奪って切り刻もうとする。しかし、そこにヒュンケルが駆けつける――。
第27話陸戦騎ラーハルト一人で竜騎衆に立ち向かい、窮地に陥っていたポップ。そこに駆け付けたのは、ヒュンケルだった。頼もしい加勢が現れたことで、戦況は一気に逆転する。ポップはガルダンディーを、ヒュンケルはボラホーンをそれぞれ撃破した。負傷して気を失ってしまったポップに代わり、ヒュンケルは残るラーハルトと対峙する。
しかし彼は、ガルダンディーやボラホーンをはるかに上回る実力の持ち主であった。さらに、ラーハルトが持つ槍は、ヒュンケルの「鎧の魔剣」と同じ魔界最高の名工《 ロン・ベルク 》の作品「鎧の魔槍」だったのだ。共に武器を鎧化(アムド)して向かい合うヒュンケルとラーハルト。太刀筋がまったく見えないほどのスピードと正確性で槍を操るラーハルトに、ヒュンケルは苦戦を強いられる。ラーハルトはヒュンケルの作戦の裏をかき、自身の最強技・ハーケンディストールを放つ。直撃を食らったヒュンケルは倒れ、鎧は砕け散ってしまった。
そのころ、テラン城では、ダイの額に竜(ドラゴン)の紋章が浮かび上がっていた。それは父バランの接近を知らせており、バランもまたダイの居場所を感じ取っていた。親子の額で竜(ドラゴン)の紋章が共鳴する。
第28話ダイの秘密ダイがいるテラン城に接近していくバラン。メルルの能力でそのことを知ったレオナは、牢の中で震えるダイにナイフを渡して、戦うように強く呼びかけると、クロコダインと共にバランを迎え撃つために出陣する。
一方、竜騎衆と戦うヒュンケルは、ラーハルトの攻撃に打ちのめされてもなお、立ち上がろうとしていた。ダイは地上の人間すべての希望だと言うヒュンケルに、ラーハルトはバランの壮絶な過去を語り始める――。
15年前、人間の娘ソアラと恋に落ち、息子ディーノをもうけたバラン。しかし、彼を疎む人間によって、ソアラは命を奪われ、ディーノも異国送りにされてしまった。バランは人間を強く憎むようになり、人間を滅ぼそうという大魔王バーンの軍団に入ったのだという。
その話を聞いたヒュンケルはバランに共感しながらも、彼の人間への憎しみを止めると決意し、再びラーハルトへと立ち向かっていく。ラーハルトは再度ハーケンディストールを繰り出すが、今度はヒュンケルがその裏をかいてグランドクルスを放つ。激戦を制したのはヒュンケルだった。しかし、安堵する間もなく、ヒュンケルの背後に、一度は倒れたはずのボラホーンが立ち上がっていた!
第29話バランの怒りポップを人質にして、ヒュンケルに武器を捨てるよう迫るボラホーン。
彼を倒したのは、ラーハルトだった。
ラーハルトは竜騎衆の誇りを汚すボラホーンの行いを許せなかったのだ。
そして、ラーハルトは語り始める、自らの過去を。
彼は、魔族と人間の間に生まれたがゆえに人間から迫害された悲しき過去を持っていた。
戦いを通じて、他者の悲しみに寄り添うヒュンケルとポップに心動かされたラーハルトは、ヒュンケルに鎧の魔槍と願いを託すのだった。
そのころ、テラン城前で待ち構えるレオナとクロコダインの元には、ついにバランが現れた。
ポップが一人で竜騎衆の足止めをしに行ったと知ったクロコダインは、覚悟を決めて、自らの身体を盾にバランの力が尽きるまで戦うという決死の戦法でバランに挑む。
バランは回復役を担うレオナを先に片付けようとしたその瞬間、そこにヒュンケルとポップが現れた。
ヒュンケルはバランに、人間を滅ぼしてもソアラを失った悲しみは消えないこと、我が子を思うならダイに“人の心”で接するべきであることを説く。
だが、その言葉はバランには届かず、バランの決意を固めさせてしまう。
バランは竜(ドラゴン)の騎士の最強戦闘形態・竜魔人へと姿を変えるのだった……!
第30話ポップの覚悟竜魔人と化したバランの強さは想像を絶していた。
バランはポップたちを次々に打ちのめすと、竜(ドラゴン)の騎士の秘呪文ドルオーラで止めを刺そうとする。
全員が死を覚悟したそのとき、戦いの場に、竜(ドラゴン)の紋章に導かれて地下牢を抜け出してきたダイが現れる。
紋章の共鳴によってバランが父であることを悟るダイ。
どうしても阻止したかった父子の対面が実現してしまう最悪な状況の中、ポップの脳裏にある逆転の一手が浮かぶ。
それは師アバンがハドラーとの戦いで使った、自らの命を引き換えにはなつ呪文メガンテだった。
ポップは全生命エネルギーを込めて呪文を唱える。
その大爆発を目の当たりにしたダイは、ついに失っていた記憶を取り戻したのだった。
しかし、ポップ最期の大魔法でもバランを傷つけることはかなわなかった。
ポップの亡骸を無造作に放り、泣きながら向かってくるゴメちゃんをもぞんざいに弾き飛ばすバラン。
彼の理不尽な振る舞いに、ダイは怒りを爆発させる。
バランは再びダイの記憶を奪おうとするが、ダイは必死に抵抗し、右手を天に掲げると、その拳でバランを強く殴りつけた。
その右手の甲には、竜(ドラゴン)の紋章が輝いていた。
第31話父と子の戦いダイの右手の拳に浮かび上がった竜(ドラゴン)の紋章 。
それは、母ソアラから受け継いだ人間の心によってもたらされた奇跡なのか…?
竜の紋章の力を一点に集中させることで、バランをも上回るパワーを得たダイは、怒りを燃やして 父と戦う。
バランもまた竜闘気(ドラゴニックオーラ)を纏ってそれに反撃する。
二人の竜(ドラゴン)の騎士が激しくぶつかり合う。
はじめのうちは、パワーをセーブして戦っていたバラン。
しかし、ダイの猛攻に逆上し、 息子に向かって容赦なくドルオーラを放つ。
すさまじい威力の超呪文を、ダイはルーラで回避するも、バランはすぐさまドルオーラを放つ。
ダイは竜闘気を纏ってその攻撃を耐えしのぎ、逆にバランへと渾身のアバンストラッシュを食らわせる。
ついに父子の戦いが雌雄を決したかに思われたが、ダイのナイフは竜の騎士の力に耐えきれず、バランに止めを刺す前に崩壊してしまった。
千載一遇のチャンスを逃したダイに、バランは真魔剛竜剣を手にして再び襲い掛かる。
一方、レオナは事切れたポップの 身体に、蘇生呪文(ザオラル)を唱えるが―
第32話父との決別武器を失い、バランの猛攻に防戦一方のダイ。
しかし、バランもまた、ギガブレイクを放てないほどに魔法力が底を尽きかけていた。
まさに、両者とも後がない状況の中、ヒュンケルから鎧の魔剣を託されたダイは、仲間たちの思いを一つにして、バランとの最後の戦いに挑む。
一方、レオナが懸命にかけ続けるザオラルに、なんの反応も見せないポップ。
彼の意識は不思議な空間の中にあった。自分が命を落としたことを悟るポップの前に、ゴメちゃんが現れる。
ダイが一人で戦い続けているというゴメちゃんの呼びかけに、ポップは感情を昂らせる。
すると、それに呼応するかのように、事切れたはずのポップの身体がバランに呪文を放った。
驚くバランの一瞬の隙に、ダイはアバンストラッシュを放ち、バランも渾身の力で迎え撃つ。
父子の因縁の戦いは相打ちで決着した。
戦いの中で、捨てたはずの”人の心”にうちのめされたバランは、ダイを突き放しつつも、竜(ドラゴン)の騎士の力でポップを蘇生させ、その場を後にする。
その父の背中を、ダイはただ見つめるのだった。
時を同じくして、鬼岩城では、失策続きのハドラーにバーンが最後のチャンスを与えていた……。
第33話ザボエラの奇策バーンから最後のチャンスを与えられたハドラーは、ザボエラと共に、自らダイ討伐に乗り出すことにする。
一方ダイたちは、次なる敵の襲来に備え、メルルの小屋でバランとの戦いで負った傷を癒していた。
ポップが小屋の外で一人見張りをしていると、彼の前に修業に出ていたはずのマァムが姿をあらわす。
久しぶりの再会を喜ぶポップ。
しかし、それは変身呪文(モシャス)で姿を変えたザボエラの罠だった。
ハドラーとザボエラの奇襲により、ポップは身体の自由を奪われ、小屋の中にいたダイたちも眠らされてしまう。
突如としてピンチに陥った一行だったが、そこにマトリフが現れ、ハドラーとザボエラを退けることに成功する。
危機を脱したダイたちに、マトリフは「アバンの書」を渡す。
それは、かつてアバンが後世のために残した手書きの本だった。
今は亡き師が遺した言葉に勇気づけられるアバンの使徒。
レオナもまた、その一説から自分自身のやるべきことを見出すのだった。
第34話ロモス武術大会ハドラーとザボエラの奸計を退け、パプニカに帰還したダイたちは、次なる戦いに備えていた。
修業するうちに、竜(ドラゴン)の紋章の力を使った戦い方の弱点が明らかになる。
一つはすぐにエネルギーが尽きてしまうこと。
もう一つは、紋章の力に耐えられる武器がないことだった。
そんな中、彼らは、ロモスで開かれる武術大会で優勝すると、伝説の武具「覇者の剣」が手に入るという情報を耳にする。
伝説の武具なら竜(ドラゴン)の騎士の力にも耐えられるに違いないと考えたダイとポップは、大会への参加を決意。
さっそく会場へと向かう。
しかし二人が到着した時にはすでに参加受付は終了していた。
仕方なく大会を見学することにした二人は、ある女性出場者の戦いぶりに瞠目する。
大男を突き飛ばすほどの力を持った彼女の正体は、なんとマァムだった。
拳聖ブロキーナの元で武闘家としての修業を積んできた彼女は、腕試しとして、兄弟子である空手ねずみのチウと共に大会に出場していたのだ。
久しぶりの再会を喜ぶダイとポップは、自分たちに代わって覇者の剣を手に入れてほしいとマァムに依頼する。
そのころ貴賓席では、ある男が大歓声に沸く闘技場へ怪しい視線を送っていた。
第35話決勝戦の異変ダイとポップは武闘家になったマァムと久しぶりの再会を果たした。
マァムはロモスの武術大会で優勝し覇者の剣を手に入れることを二人に約束する。
ダイたちの声援も受けながら、彼女は順調に予選を勝ち抜き、決勝へと駒を進めていく。
しかし、決勝トーナメントが始まろうとしたそのとき、大会の主催者であるザムザが態度を急変させる。
マァムを含む8人の決勝進出者を生体牢獄(バイオプリズン)へ閉じ込めると、自らの正体が魔王軍の妖魔学士ザムザであること、さらには妖魔士団長ザボエラの息子であることを明かした。
彼は、あらゆるモンスターの長所を集めた究極の魔獣「超魔生物」の研究をしており、実験材料となる強靭な肉体を持った人間を集めるために、この武術大会を開いたのだという。
ダイは竜(ドラゴン)の紋章の力を使い、マァムたちを解放するようザムザに迫る。
しかしザムザは、ダイの必殺技・紋章閃を食らってもなお、余裕の笑みを浮かべていた。
彼自身がすでに超魔生物の完成形に近づいており、ダイの攻撃にも耐えられる体を備えていたのだ。
さらにザムザは超魔生物の本当の力を解放してダイに襲いかかる。
第36話超魔生物対チウ驚くべき巨体と驚異的なスピード、これまでとは段違いのパワー、外傷をすぐさま治癒する再生力……。
超魔生物と化したザムザは強敵だった。
ダイは竜(ドラゴン)の紋章の力を全開にして立ち向かうが体力の消耗が激しく、ポップの助太刀もまったく通用しない。
力尽きたダイは、ついにザムザの腹の口に飲み込まれてしまう。誰もが絶望する最悪の状況。
しかし、ただ一人、チウだけは諦めてはいなかった。
何度ザムザに吹っ飛ばされても向かっていくチウの姿は、ポップにも再び立ち上がる勇気を与えた。
二人は力を合わせてダイの奪還を試みる。
一方、ザムザの生体牢獄(バイオプリズン)に閉じ込められた決勝進出者たちは、脱出を試みるも厚い壁に阻まれ、どうすることもできずにいた。
皆が諦めかけるなか、謎の実力者・ゴーストくんの助言からこの牢獄が生命体であることに気づいたマァムは、修業で身につけた技で壁面を攻撃。
すると、先ほどまでびくともしなかった厚い壁が大破した。
牢を脱出したマァムは、すぐさまザムザに一撃を食らわせる。
その攻撃は、超魔生物の再生力が及ばない武神流最大の秘奥義・閃華裂光拳。驚くザムザを相手に、マァムの反撃が始まる——!
第37話一瞬にすべてを武神流拳法と回復呪文(ホイミ)を組み合わせた武神流最大の秘奥義・閃華裂光拳は、無敵とも思われた超魔生物に対しても有効だった。
マァムは軽い身のこなしと閃華裂光拳でザムザを翻弄し、腹の口に飲み込まれていたダイの救出に成功する。
意識を取り戻したダイは、彼女の戦いぶりを見て、自分の戦い方との違いに気づく。
それは攻撃の一瞬に全パワーを集中して爆発させること。
紋章の力が底を尽きかけている中、そこに活路があることを見出したダイは、チウに自身を覇者の剣の元まで連れて行くよう頼み込む。
そんなダイの動きに気づいたマァムは、ザムザの注意を自分に引き付けるべく奮闘。
ポップも残り少ない魔法力を振り絞って彼女をサポートする。
ダイが覇者の剣に到達したとき、マァムが閃華裂光拳でザムザの右腕を破壊。
そして、次の瞬間、ダイは残る力のすべてをかけた渾身のアバンストラッシュを放つ。
見事ザムザに勝利したダイだったが、同時に剣は砕け散ってしまった。
覇者の剣は偽物だったのだ。
ザムザは敗北を認めると、自らの研究成果を詰めた額当てを父ザボエラに送り、灰となって消えていった。
ザムザの父への思いに触れたダイはどこか共感を覚えるのだった。
第38話世界会議(サミット)魔王軍との決戦に備えて、レオナが世界中の指導者を集めたサミットを開くことを知ったダイは、伝説の武器の情報を求めてサミットの会場へと向かう。
そのころ、ザボエラのアジトでは、ハドラーがザボエラにとある実験をさせており……?
第39話鬼岩城大上陸ダイのために地上最強の剣を作ることを約束した、魔界最高の名工、ロン・ベルク。長い時間をかけてじっくりとダイの手を観察したのち、彼はようやく剣を打ち始める。
一方パプニカでは、世界各国の王によるサミットが開幕していた。しかし、秘密裏の会議にもかかわらずベンガーナ王が自らの軍事力を誇示するかのように軍艦や戦車を引き連れてやって来るなど、皆の足並みは揃っていない。話し合いもなかなか進展を見せず、レオナは頭を抱えてしまう。そんなとき、パプニカ近海に立ち込める不穏な霧の中から巨大な敵が出現する。その正体は魔王軍の移動要塞・鬼岩城だった。ハドラーからサミットの情報を聞いたミストバーンが、会議を潰すためにやって来たのだ。突如として現れた巨大魔城を迎え撃つべく、ベンガーナ王国の戦車部隊が出撃。用心棒として控えていたクロコダインも、バダックが修理した真空の斧を手に立ち上がる。
メルルの能力でレオナたちの身に危機が迫っていることを知ったポップたち。剣の完成に立ち会わねばならないダイを置いて、パプニカへと急行する。到着した彼らが目にしたのは、堅牢な内部構造を露わにした鬼岩城の真の姿だった——!
第40話闇の師弟対決ミストバーンの宣戦布告を合図に、魔影軍団のモンスターとポップたちとの戦闘が開始された。ポップやマァム、クロコダイン、さらにチウやバダックも加わり、それぞれが全力で立ち向かっていくが、無尽蔵に湧く敵を前に、彼らは少しずつ追い詰められていく。そこに、アバン流槍殺法の修業に出ていたヒュンケルが帰還する。習得した技で次々にモンスターをなぎ倒し、仲間たちの弱りかけた心を奮い起こす。
すると、ついに鬼岩城からミストバーンが姿を現した。かつて闇の師弟関係にあったミストバーンとヒュンケル。因縁の二人の対決が幕を開ける。先手を取ったのはヒュンケルだった。怒涛の連続攻撃で畳みかけるが、ミストバーンは彼の技を破り、すかさず形勢を逆転する。驚くヒュンケルにミストバーンは、彼が暗黒闘気を失い弱くなったと指摘する。さらに、大技・闘魔滅砕陣でその場にいた全員の身体の自由を奪い、力の差を見せつけるミストバーン。ヒュンケルはミストバーンの暗黒闘気の力に対抗すべく、ミストバーンへの憎しみを燃やしてかつての暗黒闘気を取り戻そうとする。しかし、マァムがそんな彼に、正義の力だけで戦うよう涙ながらに訴え、その言葉はヒュンケルの心を動かす。
第41話最強の剣マァムの言葉に心を動かされたヒュンケルが、正義の闘気で放った強烈な一撃。それは、アバン流槍殺法の最高奥義である虚空閃だった。その衝撃はミストバーンの顔を覆っていたマスクを破り、彼の素顔を暴き出した。激昂したミストバーンは、ヒュンケルの闘気を凌ぐほどのすさまじい暗黒闘気を放ち、ポップたちを八つ裂きにしようとする。さらに鬼岩城が、レオナや各国の王たちが避難していた大礼拝堂へと進撃を開始。パプニカ全土を絶望が覆い尽くす。
一方そのころ、ロン・ベルクがついに、地上最強の剣「ダイの剣」を完成させた。鍵がかかったように鞘から抜くことができないその剣は、ダイが戦いの中で真の力を欲したときにだけ自らの意思で封印を解くのだという。ダイはできたばかりの剣を持ってパプニカへと急行。ポップたちを闘魔滅砕陣から解放すると、今にも大礼拝堂を潰さんとする鬼岩城を止めに向かう。巨大な魔城を前にしたとき、ダイの剣はついにその封印を解放した。その威力は、ひと振りで鬼岩城の腕を切断するほど。さらに、ダイは竜闘気(ドラゴニックオーラ)を剣に込めて全身全霊の一撃を放つ。鬼岩城は一刀両断にされ、瓦礫と化したのだった。
第42話死の大地“真価を発揮したダイの剣によって、一刀両断にされた鬼岩城。ミストバーンは自らの失策に激昂し、これまで暗黒闘気で覆い隠していた真の力をあらわにしてポップたちを一掃しようとする。だがそのとき、どこからともなくキルバーンが出現。ミストバーンの怒気を鎮めると、二人はすぐに戦場から撤退する。キルバーンの捨てゼリフに挑発されたポップは、仲間の制止も聞かずに二人を追って飛び出してしまう。
夢中で飛ぶうちに、やがて“死の大地”と呼ばれる魔の島にたどり着いたポップ。立ち込める異様な殺気に、彼はそこが魔王軍の総本山であることに気づく。キルバーンの策略により、ポップは単身で敵地に誘き出されていたのだ。待ち伏せしていたキルバーンの怪しい攻撃によりポップは絶体絶命の危機に陥るが、そこにダイが駆けつける。ダイはキルバーンの武器に傷を付け攻撃を封じたものの、鬼岩城との戦いで自身も体力のほとんどを使いきってしまっていた。両者攻め手を欠き、戦況は膠着状態となる。ダイたちは状況を打開するために動き出そうとするが、次の瞬間、落雷の中からハドラーが現れる。これまでとは段違いのパワーをまとったハドラーは、ダイに一対一の勝負を申し込む。
第43話最強剣激突ダイたちの前に現れたハドラーは、これまでとは比べものにならない強さを有していた。身体を超魔生物に改造して獲得した強靭なパワー、魔族の身体と引き換えに手に入れた呪文を使う力、そして何よりアバンの使徒を必ず倒すという強固な覚悟……。ダイは竜(ドラゴン)の紋章の力を全開にして立ち向かうが、心身ともに成長を遂げたハドラーを相手に苦戦を強いられてしまう。追い詰められたダイは、切り札となるダイの剣でアバンストラッシュを放つ。しかし、それすらも逆転の一手にはならなかった。攻撃を受け止めたハドラーの右腕には、オリハルコンで作られた伝説の武器・覇者の剣が仕込まれていたのだ。
圧倒的優位に立ちながらなおも慢心しないハドラーは、大技・超魔爆炎覇を繰り出し、ダイに止めを刺そうとする。ポップが間一髪でダイを救出したものの、ハドラーは逃げるポップたちをすぐに捕捉。再度、超魔爆炎覇を放つ。ダイはとっさにポップを突き飛ばすと、全闘気と魔法力が爆発する技でハドラーの攻撃に応戦する——!
技と技の激しいぶつかり合いは、相打ちとなった。ハドラーに深手を負わせたものの、氷山が浮かぶ海へと投げ出されてしまったダイ。果たして彼の安否は……?
第44話氷河に消えた勇者ハドラーとの激闘の末に海へと落下し、姿を消してしまったダイ。絶望するポップに、今度はキルバーンが襲い掛かってくる。ポップはかつてマトリフにかけられた言葉を思い出し、撤退を決意。駆け付けたクロコダインの力も借りてキルバーンの追走から逃れると、後ろ髪をひかれながらパプニカへと帰還する。ヒュンケルはうなだれるポップを労うが、その言葉で一層責任を感じたポップは、すぐさま魔法力を回復しクロコダインたちとともにダイの捜索に出発した。そんなポップを見送ったヒュンケルは、ダイの安否が判明し次第、魔王軍の本拠地である死の大地に乗り込むべきだとレオナに提案する。
一方、ダイと相打ちになりながらも氷河から生還したハドラーは、バーンに謁見しようとしていた。ハドラーが謁見の間に入ると、バーンは彼に対する評価の証として自らの素顔を明らかにする。さらにバーンは、これまでのハドラーの失策を水に流し、再び魔軍司令に任命するが、ダイの生存を確信するハドラーは、勇者討伐を優先したいと進言する。バーンはその願いを聞き届け、ハドラーに新たな部下を与えることにする。
そのころ、氷の中でダイの剣に守られながら気絶していたダイは、ようやく目を覚まして……?
第45話オリハルコンの戦士行方不明のダイを懸命に探すポップ、クロコダイン、チウ。魔王軍に居場所をなくして焦るザボエラもまた、配下と共にダイの捜索を行っていた。ダイが残る力を振り絞って放った光の柱を発見した両者は、氷河の上空で激突する。クロコダインの足止めのおかげでポップは何とかダイを救出するものの、彼ら目掛けてザボエラは最大の切り札である集束呪文(マホプラウス)を放つ。
呪文が直撃すると思われたまさにそのとき、両者の間に光り輝く謎の戦士が現れて、ザボエラの呪文をはじき返した。ヒムと名乗るその戦士の正体は、なんとハドラーがオリハルコン製のチェスの駒から禁呪法で生み出した親衛騎団の一員であった。彼はザボエラを捕らえると、ダイにとどめを刺すことなくその場から去って行った。敵に救われる形になったダイたちは、ひとまずパプニカへと戻ることにする。
一方、魔王軍では、帰還したヒムをはじめとするハドラー親衛騎団が大魔王バーンの前に並び拝謁していた。兵士(ポーン)ヒム、騎士(ナイト)シグマ、僧正(ビショップ)フェンブレン、城兵(ルーク)ブロック、そして女王(クイーン)アルビナス。ハドラーをキングとした地上最強の軍団が、今ここに誕生する——。
第46話極大消滅呪文メドローアパプニカ城で傷を癒すダイたちの耳に、バーンとの決戦が五日後に決まったという報せが入る。作戦は、廃墟となったカール王国に前線基地を作り、そこを拠点に敵の総本山・死の大地へ侵攻するというもの。ダイたちは、パプニカを出発するまでの時間を特訓に費やすべく、それぞれ城を飛び出していく。
ダイとヒュンケルは破損した武具を持って、ロン・ベルクの元を訪問していた。二人はロン・ベルクから直接、実戦形式で剣術指南を受けることになる。クロコダインはチウと共にバルジの大渦で技を磨き、マァムも滝つぼでスピードアップの訓練を積む。
そしてポップは、魔法が効かないハドラー親衛騎団に対抗する術を探るため、マトリフのもとを訪れていた。ヒムの特徴から、ハドラーの精神面での成長を察したマトリフは、ポップに新たな呪文を教えることにする。それは、炎系呪文と氷系呪文を同時に放ち最強の力を生み出す極大消滅呪文(メドローア)。マトリフすらも使うことをためらう最強呪文だ。師の思いを感じ取ったポップは、自らも消滅しかねない命がけの厳しい特訓に臨むのだった。
そのころ魔王軍では、バーンがキルバーンにバラン暗殺の命令を下していた――。
第47話いざ決戦の地へパプニカ出発の日。出陣の準備をするレオナたちのもとに、特訓を終えた仲間たちが続々と集結する。亡き師が遺したアバンの書も携えて、ダイたちはアバンの故郷であり、今回の作戦の要所ともなるカール王国を目指す。
そのころ、とある辺境の洞穴ではバランとキルバーンが対峙していた。キルバーンが暗殺の指令を受けて来たことを知ったバランは、彼にバーンの真意を問いただす。するとキルバーンは、バーンの真の望みが人間のみならず地上そのものを消し去り、魔界を地上に浮上させることだと告げ、そのままバランへと死神の鎌を振るう。しかし、バランはそれを返り討ちにし、何かを決意した様子でそのまま洞穴を後にするのだった。
一方、気球の上から死の大地の異変を目の当たりにしたダイたちは、緊迫の度合いを高めカール王国に降り立つ。一行が作戦基地へと到着すると、すぐさま敵襲の報せが入る。なんと、造船基地がある港町サババにハドラー親衛騎団の五人が現れたというのだ。すぐさま助けに行こうと立ち上がるダイたち。すると彼らの前に、北の勇者を名乗るノヴァという青年が現れる。
第48話ハドラー親衛騎団北の勇者ノヴァはリンガイア王国のバウスン将軍の息子。我こそが真の勇者であると豪語する彼は、ダイたちとの共闘を拒否すると、一人で、魔王軍の急襲を受けたサババの救助へと向かってしまう。ダイとポップはトベルーラで急ぎ彼の後を追いかける。
先んじてサババに到着したノヴァはハドラー親衛騎団と対面し、ヒムと激突。闘気(オーラ)によって形成された闘気の剣(オーラブレード)、そのオーラブレードを駆使した必殺技、ノーザングランブレードで善戦するものの、強靭な身体と戦いに特化した“駒”としての精神性を持つヒム相手には到底力及ばない。遅れて駆け付けたダイたちはノヴァを止めようとするが、彼は説得に応じず、一人で敵に立ち向かおうとする。すると、割って入ったアルビナスが容赦なくノヴァを一蹴。続いて、ブロックが造船基地の大型船を破壊し、辺りは一面炎に包まれる。
ポップはその爆炎に乗じてメドローアで一気に片を付けようとするが、なおも敗北を認めないノヴァはそれを制止し、一矢報いようとマヒャドを放つ。しかし、それでもオリハルコンの戦士たちにはまったく効かない。シグマが呪文を跳ね返せる防具「シャハルの鏡」を持っていたのだ。ヒムに捕らえられ、己の無力さを痛感しながら死を覚悟するノヴァ。だが、そこにヒュンケルが現れて——⁉
第49話パーティーバトル開始絶体絶命のノヴァを救ったのはヒュンケルだった。さらに、マァムとクロコダインも加わり、漁港サババを舞台に、ダイたちとハドラー親衛騎団、5対5のパーティーバトルが幕を開ける!
ダイたちは幾多の戦いで培ったチームワークとそれぞれの長所を活かして奮闘するが、強靭な肉体と固い結束力を持つオリハルコンの戦士たちは強敵だった。中でも、まだ自らの意思で剣を抜けないダイは、ヒムを相手に大苦戦を強いられる
流れを変えたのは、ノヴァだった。限界ギリギリの力を振り絞り助太刀した彼の姿を見て、知らず知らずのうちに剣の力に頼った戦い方をしていたことに気づいたダイは、自分自身の力で限界まで戦い抜くことを決意する。戦い方を変えたダイは、ヒュンケルとの見事な連携で、ヒムに一矢報いることに成功するのだった。さらに、ハドラー親衛騎団の能力の高さを再認識したダイたちは、異なる能力で立ち向かうという戦略に変更。新たな作戦は狙い通りとなり、ダイたちは怒涛の勢いでハドラー親衛騎団を追い詰めていく。そして、敵が一か所に集まった瞬間、ポップは渾身のメドローアを放つ――!
第50話我ら獣王遊撃隊ポップがハドラー親衛騎団に向けて放ったメドローアは大地を抉り取るほどの威力だった。勝利を確信し、安堵の笑みをこぼすダイたち。だが、戦いはまだ終わっていなかった。ブロックが自らを犠牲に、呪文の直撃からほかの四人をかばっていたのだ。ダイたちはすぐさま臨戦態勢に戻り、ヒムたちも仲間の敵を討つべく闘志を燃やす。
再度戦闘開始と思われたそのとき、ハドラーが魔力によって自らの映像を送り込み、両者を制止した。彼によると、この戦いは死の大地に来る者をふるいにかける前哨戦なのだという。ダイたちだけで死の大地に来るように告げ、姿を消すハドラー。オリハルコンの戦士たちも主を追うようにサババから引き上げていった。
時を同じくして、チウは、ゴメちゃんや獣王の笛で仲間にしたモンスターたちを隊員として「獣王遊撃隊」を結成し、死の大地に潜入していた。敵の本拠地・大魔宮バーンパレスへと通じる魔宮の門が海底にあることを突き止めたチウたち獣王遊撃隊。しかし、そんな彼らの前に、サババから戻ったばかりのフェンブレンが現れる。チウたちの口を封じようと凶刃を振るうフェンブレン。チウは敵の攻撃を一身に受け、仲間たちを守ろうとする。防戦一方のチウは絶対絶命の窮地に陥るが、そこに竜騎将バランが割って入り……?
第51話アバン流究極奥義チウを探して死の大地を訪れたポップ、ヒュンケル、クロコダイン。ボロボロになったチウを発見したヒュンケルは、チウがフェンブレンと交戦したこと、そしてそれをバランに救われたことを察知する。ポップとチウを帰還させると、岩陰に姿を隠すバランに声をかける。
姿を現したバランから新たな目的を聞いたヒュンケルは、以前とは違うその表情からダイのために、バラン自ら捨て石になろうとしていることに気づく。ヒュンケルは、ダイのため、そして鎧の魔槍を託してくれたラーハルトのため、バランの制止を試みる。
ヒュンケルが取ったのは、アバン流究極奥義「無刀陣」の構えだった。それは、闘気を消してカウンター攻撃を繰り出す捨て身の技。バランもまた、捨て身の攻撃で彼に立ち向かおうとする。しかし、二人が激突する瞬間を狙っていたアルビナスが奇襲をしかける。ヒュンケルは瞬時に狙いを変えて彼女を退けるが、それと引き換えに、バランの技をまともに食らってしまった。バランは、命を犠牲にしてもバランを救おうとしたヒュンケルの姿に自らの負けを認め、カール王国で作戦会議を行っていたダイたちの前に姿を現し、加勢を申し出るのだった。
第52話父子竜出陣ダイとの共闘を名乗り出たのは、父バランだった。突如として現れた竜騎将に、驚く一同。だが、バランの事情を知ったレオナは、すぐに彼の力を借りることを決断する。作戦は、ポップ、マァム、クロコダインが地上でハドラー親衛騎団を引き付けておき、その間にダイとバランが魔宮の門を破壊するというもの。ダイは複雑な思いを抱えながら、父とともに敵の本拠地へ向けて出陣。竜の親子を見送ったポップたちも、死の大地に降り立ちハドラー親衛騎団と激突する。
そして、カール城でバランとの戦いの傷を癒していたヒュンケルもまた、立ち上がろうとしていた。ヒュンケルに想いを寄せるエイミは、満身創痍の彼を必死に止めようとする。しかしヒュンケルは、彼女の気持ちを受け止めながらも、死の大地へと向かっていくのだった。
一方、魔宮の門にたどり着いたダイとバラン。そこにはなんと、フェンブレンが待ち構えていた。バランへの雪辱に燃える彼は、ハドラーの指示を無視して、ダイとバランに戦いを挑む。フェンブレンの攻撃に不意を突かれ、真魔剛竜剣を手放してしまったバラン。武器を回収しようとした次の瞬間、フェンブレンの刃がバランに迫る――!
第53話ハドラーの挑戦死の大地でハドラー親衛騎団とにらみ合うポップたち。一方、ダイとバランは魔宮の門の前で、フェンブレンと激闘を繰り広げていた。バランのピンチに、瞬間的に反応しダイの剣を振り抜いたダイ。フェンブレンを討ち破ると、親子は魔宮の門の奥へと歩を進める。
そこで彼らを待ち構えていたのは、自らの命を懸けて強さのみを追い求め、竜(ドラゴン)の騎士親子との戦いを切望するハドラーだった。超魔生物と化したハドラーとすでに一度剣を交えたことがあるダイは、彼のただならぬ気迫に気を引き締める。バランも、当初は竜の騎士の誇りをかけて一人で戦おうとしていたが、ダイと互角以上の戦いを展開するハドラーを見て、認識を改めるのだった。
ダイとハドラーが激しくぶつかり合うさなか、バランは、ハドラーの胸の内部に暗黒に輝く球体を発見する。それは、大陸ひとつを吹き飛ばすほどの破壊力を持つ魔界の超強力爆弾、黒の核晶(コア)だった。バーンが辺り一帯をハドラーもろとも消し去ろうとしていることを察したダイとバラン。最悪の超兵器を前に、二人は攻め手を失ってしまい……?
第54話ハドラー対バランハドラーに埋め込まれた黒の核晶(コア)は、いつ爆発してもおかしくない代物だった。そんな超強力兵器を前に、ダイとバランはまともに攻撃を仕掛けることができない。一方で、自らの体内にそんな危険物があることを知らないハドラーは、防戦一方の親子にいら立ちを募らせ、さらに容赦ない攻撃を仕掛けていく。圧倒的に不利な戦況に追い込まれたダイとバラン。状況を打破すべく、バランは決死の賭けに出る。それは、ハドラーを倒し、黒の核晶が爆発する一瞬の間に竜闘気(ドラゴニックオーラ)で衝撃を抑え込むという作戦だ。バランはダイを遠ざけ、ハドラーとの一騎打ちを挑む!
タイミング勝負のぶつかり合いで、先に技を相手に当てたのはバランだった。だが、なぜかその一刀はハドラーの首を切断することはできなかった。実はキルバーンが、バランの真魔剛竜剣に細工を施していたのだ。瞬間的な隙を突かれ、ハドラーにカウンターの一撃を叩き込まれるバラン。そんな父をかばい、ダイはハドラーの攻撃を受けて大怪我を負ってしまう。傷だらけのダイはバランに、一緒に戦うよう再度呼びかける。バランはそんな息子の姿を見て、父として、竜(ドラゴン)の騎士として、ある決意を固める――。
第55話黒の核晶ダイを催眠呪文(ラリホーマ)で眠らせたのち、竜(ドラゴン)の騎士の最強戦闘形態・竜魔人へと化したバラン。父として我が子を守るべく、かつて息子と死闘を演じたその姿でハドラーとの最後の戦いに臨む。対するハドラーも、バランに一矢報いるべく、全力で奮闘を続ける。
そのころ、大魔宮(バーンパレス)の玉座では、大魔王バーンが二人の激闘に冷徹な眼差しを送っていた。バーンは、バランの拳がハドラーを貫き、勝負が決したことを確認すると、黒の核晶(コア)を作動させるべく魔法力を放ち爆破指令を送り込む。
だが、バランは竜闘気(ドラゴニックオーラ)で魔法力を弾き、バーンの企てを阻止。バーンが次の手を打つ前に、ハドラーの体内から核晶を引き抜こうとする。すると、そんな彼らの前に、突如としてミストバーンが出現。彼は封印されていたその素顔を露わにすると、直接黒の核晶に魔法力を注ぎ込み、作動させてしまう――!
黒の核晶の爆発はすさまじい衝撃だった。まばゆい閃光がダイたちを飲み込み、死の大地は一瞬に木っ端微塵と化した。そして、吹き飛んだ大地の下から、ついに大魔宮が真の姿を現す。
第56話受け継がれる心死の大地を吹き飛ばすほどの衝撃だった、黒の核晶(コア)の大爆発。だが、ハドラー親衛騎団と交戦していたポップたちは、とっさの機転でなんとか生き延びていた。大魔宮(バーンパレス)が真の姿を現し空に浮いていること、爆発はダイたちとハドラーの戦いの中で起こったものであることを理解した彼らは、急いでダイとバランの元へと向かう。
現場に駆け付けたポップたちが目にしたのは、ダイを爆発からかばい、すべての生命力を使い果たしたバランの姿だった。ショックを受けるダイに最期の言葉をかけて、静かに息を引き取るバラン。父を呼ぶダイの悲痛な叫びが響き渡る……。だがその時、ダイとバランは光に包まれ、ダイは初めてバランの心の内を知る。父からの厳しくも愛のある想いを受け取ったダイは、再び前を向く決心をするのだった。
悲しみを乗り越え、打倒バーンの決意を新たにする一行。すると、彼らの前に、キルバーン、ミストバーン、そしてなんとバーン本人が現れる。バーンは、ハドラーや親衛騎団を破り、黒の核晶の爆発から生き延びたダイたちを賞賛。そして、健闘の褒美として、自分一人でダイたち全員と戦うことを提案する。
第57話魔界の神敵からの思わぬ提案により、ついにバーンと直接対決をすることになったダイたち。しかし、大魔王の強さはまさに次元が違っていた。バーンはその圧倒的な暗黒闘気でダイを吹き飛ばすと、底知れない魔法力で高威力の呪文を次々に連発。さらに、必殺の呪文「カイザーフェニックス」を二連撃で放つなど、たった一人で五人を相手にするという状況にもかかわらず、怒涛の攻撃で追い詰めていく。
ポップたちは反撃に出ようとするが、力の差は歴然だった。ルーラで一時撤退を試みるも、大魔宮(バーンパレス)の結界によって逃げ道さえも封じられてしまう。じわじわと絶望の淵に追いやられていくポップたちに、バーンは、人間への侵攻のその真意を語り始めた。
かつて神々は人間が脆弱というだけの理由で、人間に太陽が輝く地上を与え、魔族と竜を地底の魔界へと押し込めたと言うのだ。バーンはその不毛の地で、数千年に渡り力を蓄えてきた。彼の目的は、地上を消し去り、太陽が降り注ぐ魔界に真の魔界の神として君臨することだったのだ。
あまりにも壮大なバーンの野望に、思わず言葉をなくすポップたち。彼らが戦意を失いかけたそのとき、ダイが再び立ち上がる!
第58話意外な救世主絶望的な状況の中でダイが放ったアバンストラッシュは、見事にバーンに直撃した。だが、その渾身の一撃ですらも大魔王を倒すには至らなかった。再び立ち上がったバーンは、ダイの強さを認め、自らの武器を呼び寄せる。それは、魔法力を攻撃力に変えることができる伝説の武器「光魔の杖」だった。バーンの膨大な魔法力を吸い、絶大な攻撃力を持ったその杖は、ダイの剣をいとも簡単にへし折ってしまう。
真っ二つになった剣を見て呆然自失のダイ。ポップとマァムは全滅を覚悟するが、そんな絶体絶命の彼らを救ったのは、意外にもハドラーだった! 彼はポップとマァムを戦線から離脱させると、自らの誇りを踏みにじった大魔王に反旗を翻した。彼の決死の下剋上はザボエラによって阻まれるが、ピンチのハドラーを今度はハドラー親衛騎団の一人ブロックが救出すると、自らの身を犠牲に、主君と親衛騎団の仲間たちをバーンの前から退避させた。
こうして混戦を極めつつもいったんの幕引きを迎えた、大魔宮(バーンパレス)での戦い。海へと投げ出されたポップとマァムの頭上を、竜(ドラゴン)の騎士が生涯を終えるときに現れるという聖母竜マザードラゴンが、ダイを連れて飛び去って行くのだった……。
第59話生存者たち大魔王バーンに大敗を喫したダイたち。ハドラーの介入で全滅は免れたものの、一行は散り散りになってしまう。大海原へと投げ出されたポップとマァムは、カール王国の浜辺に流れ着いていた。チウに救出され、レオナたちが避難していた森の砦へ到着した二人は、ついにバーンが地上へ進撃を開始したことを知らされる。意気消沈するポップたち。だが、カール王国の女王フローラが戦禍を生き延びていたことを知り、そのフローラが語る、若き日のアバンのエピソードに勇気を貰い、再び立ち上がる決意を固める。
一方、聖母竜マザードラゴンに連れ去られたダイはテラン王国にいた。精神世界の中でダイはマザードラゴンから、バーンが既に神をも上回る力を有していることや、ダイの死を最後に竜(ドラゴン)の騎士の歴史が終わることを聞き、ショックを受ける。しかし、そこにバランが出現。バランはマザードラゴンに、ダイにもう一度チャンスを与えるよう訴えかける。マザードラゴンはその願いを聞き届けて、最後の力をダイへと分け与えると、バランと共に姿を消すのだった。
そうして一命をとりとめたダイは、ようやくポップたちの元へと帰還した。ダイの無事を喜ぶ一同だったが、そこに魔王軍からの通告が届き――?
第60話ダイとポップ魔王軍からの通告は、明後日の正午にヒュンケルとクロコダインを処刑するという内容だった。フローラやポップたちは直ちに二人を救出するための作戦会議を敢行し、ダイの名のもとに、今一度全軍の結束を高める必要があると結論づける。
一方、ダイは深い眠りからようやく目を覚ましていた。だが、先の戦いで心に傷を負ったダイは、勇者の重圧に耐えかねて砦を飛び出してしまう。彼が向かった先は、バランと初めて会ったテラン王国だった。自責の念に苛まれるダイ。すると、そこにポップが現れる。傍らに寄り添うポップに、ダイは自らの苦悩を吐き出す。ポップはそんなダイを受け止めながらも、自らの想いを伝え、ダイを残して先に砦へと戻る。ポップの想いに背中を押され再び立ち上がったダイは、砦へと帰還し、一同は再び気持ちを一つにするのだった。
フローラが考えるヒュンケルとクロコダインの救出作戦、そのためには大破邪呪文ミナカトールを手に入れる必要があるという。そして、その呪文を習得する大役に、アバンなら選んだであろう“5人目のアバンの使徒”としてレオナを指名する。だが、レオナはアバンの教えを受けていない。フローラはそんな彼女のために、アバンの過去を語り始める……。
第61話勇者アバンこれは、ハドラーが魔王として世界を侵略しようとしていたころの話。
王女フローラ率いるカール騎士団が魔王軍に毅然と立ち向かっていた。若きアバンは、そんな騎士団に所属しながらも、王女の護衛をすっぽかして料理の研究にいそしむような変わり者の一騎士だった。
ある日、ハドラーがフローラを狙ってカール城に攻め入ってきた。城内は無数のモンスターに埋め尽くされ、フローラはハドラーに追い詰められてしまう。状況はまさに絶体絶命。その窮地を救ったのが、アバンだった。彼は「毒蛾の粉」でモンスターを混乱させると、普段は隠していた真の実力を発揮し、呪文でハドラーに反撃する。ハドラーも負けじと対抗するが、騎士団長のロカが身を挺してアバンをサポート。アバンは友を傷つけられた怒りを込めて剣を振るい、閃光ほとばしる一撃でハドラーを退けることに成功する。
なんとかフローラを守り抜いたものの魔王との実力差を痛感したアバンは、修業のため、そして魔王を打倒するために、ロカと共に旅に出ることを決意する。これが、のちに勇者アバンが、そしてアバンストラッシュが誕生する物語の始まりであった。
第62話破邪の洞窟バーンとの戦いの切り札となる、大破邪呪文ミナカトール。そんな伝説の呪文を習得すべく、レオナはマァム、メルル、フローラと共に強力なモンスターが巣くう破邪の洞窟へと潜ることにする。ダイはレオナが戻るまでの間特訓に励むことを約束して、彼女を送り出すのだった。
出発のため準備をする中、なぜミナカトールには5人のアバンの使徒が必要なのかを尋ねるマァムにフローラは、ミナカトールには魔法力だけではなく邪悪に打ち勝とうとする人間の心の力が必要なのだと説明する。フローラの指示に従ってマァムがその身を案じるヒュンケルとクロコダインのことを強く思うと、彼女のアバンのしるしが赤く輝いた。それが、マァムが“慈愛”の魂を持つ証なのだ。
その話を偶然耳にしたポップ。自分のアバンのしるしは何色に光るのか試してみる。だが、どんなに念じても石は一向に光る気配を見せない。自分にはアバンの使徒を名乗る資格がないのではないか…と、ポップの脳裏にそんな疑念が沸き上がる。
一方、準備を終えたレオナたちはいよいよ洞窟へと降りて行く。ミナカトールがある地下25階を目指すが、内部では彼女たちを多くの罠が待ち受けていた――。
第63話聖なる継承ヒュンケルたちの救出とバーンとの再戦に向け、ノヴァと共に特訓に励んでいたダイ。アロータイプとブレイクタイプ、2つの異なるアバンストラッシュの使い分けをマスターしたダイは、新たな必殺技への手ごたえをつかむ。
同じころ、破邪の洞窟で数々の困難にぶつかりながらも前進を続けていたレオナたちは、ついに地下25階へと到達した。さっそくミナカトール習得のための儀式を始めるレオナ。神が遺した最後の試練に自らの信念でもって打ち勝つと、、彼女の身体は白い光に包まれた。それはレオナが待つ“正義”の心の光。彼女は見事にミナカトールを習得したのだ。
ダイが持つアバンのしるしが光るのを目の当たりにしたポップは、自分だけが光らせられないことに強い焦りを感じていた。思い悩み、マトリフのもとを訪れるが、何も言い出せずにその場を去ろうとする。その様子からポップの心境を察したマトリフは、愛弟子にただ一言、自分を信じろと伝えるのだった。
ポップが砦に戻ると、ミナカトールを手に入れたレオナたちが帰還していた。さらに、修復したダイの剣を携えたロン・ベルクも現れる。いよいよ、決戦の時が迫る――!
第64話決戦前夜ロン・ベルクは蘇ったダイの剣だけでなく、仲間たちの分の武器も携えていた。新たな力を得て一同は、囚われの身のヒュンケルとクロコダイン救出への気持ちを新たにする。そんなとき、エイミから、ヒュンケルへの想いを明かされたマァムは激しく動揺し、思わずその場から走り去ってしまう。
マァムが向かった先はポップのところだった。ロン・ベルクがくれた武器を渡しつつ、自分の気持ちをポップに相談するマァム。だが、ひそかにマァムに想いを寄せるポップには、それは残酷な相談だった。未だに自分のアバンのしるしだけが光らないことへの不安と焦りも相まって、ポップはマァムに、つい冷たい言葉を浴びせてしまう。
一方、決戦を前にして興奮で眠れないダイは、メルルから安眠と疲労回復の効果を持ち、心が綺麗な人は自分が見たい夢を見られると伝わる「夢見の実」をもらう。その効果か、その日ダイが見た夢は、美しい花畑で母ソアラと共に平穏なひと時を過ごすというものだった。やがてそこにバランも現れ、ダイは両親に見送られながら戦地へと赴いていく……。
アバンの使徒それぞれの想いが交錯する中、ついに決戦の日がやって来る――。
第65話暗黒のヒュンケル魔王軍が予告した処刑日当日。ヒュンケルとクロコダインはロロイの谷の処刑場に磔にされていた。やがて時刻は正午となり、上空にバーンパレスが出現すると、ミストバーンが二人の前に降り立った。処刑を待つヒュンケルに、再び暗黒闘気の受け入れ自分の配下になれば命を助けると取引を持ち掛けるミストバーン。するとヒュンケルはそれを受諾し、驚く一同の前で、暗黒闘気を呑み干し別人のように変貌してしまう。
だが、クロコダインは友を信じる心を見失わなかった。クロコダインが必死に呼びかけると、ヒュンケルはまばゆい光に包まれ倒れてしまった。誰もが彼の死を覚悟した次の瞬間、ヒュンケルは目を覚ます。彼はミストバーンの暗黒闘気を、自身の光の闘気をパワーアップさせるために利用したのだ。そして、ヒュンケル復活を見計らって、地面の下からダイたちが現れる。
勇者の登場を合図に、周囲に潜んでいた戦士たちも一気に進撃。大乱闘が始まった。混戦のさなか、レオナがヒュンケルにアバンのしるしのことを伝えると、彼の輝聖石もその“闘志”に呼応し光り出す。これでミナカトールに必要な五人が集結した。果たして伝説の大破邪呪文は成功するのだろうか?
第66話五色の光ついに五人のアバンの使徒が集結した。ミストバーンはミナカトールを阻止するために向かい来るが、彼の前にはロン・ベルクが立ちはだかる。かつてバーンと袂を分かった武器職人とバーンの腹心。長きに渡る因縁の二人が、超次元の激闘を繰り広げる。クロコダインやフローラ、ノヴァ、チウたちも、ミナカトールの成功を信じ、大量のモンスター相手に立ち向かう。エイミもまた、さまざまな想いを託してヒュンケルに蘇った鎧の魔槍を手渡した。
仲間たちの奮闘に報いるべく、アバンの使徒たちはいよいよミナカトールの儀式に取り掛かる。だが、アバンのしるしを光らせられないポップだけは未だに不安を拭えずにいた。
ミナカトールは、アバンのしるしを五角形に配置することで、強力な破邪魔法陣を完成させる呪文。それにより、バーンパレスの結界は解除され、敵の本拠地に乗り込むことができる。円陣を作り、一人ずつ順番に魂の力を高め、次の者へと繋いでいくアバンの使徒たち。そして、ついにポップの番が来た。必死に祈るポップだったが、やはり彼のアバンのしるしは光らない。そのとき、ザボエラが超強力なモンスターを戦場に投入し、戦局は危機的に状況に陥るのだった。
第67話大破邪呪文の危機ミナカトールを発動すべく、一人ずつアバンのしるしを光らせていくダイたち。だが、ポップのアバンのしるしだけはなぜか一向に光る気配を見せない。マァムは肩を落とすポップを必死に励まそうとするが、そんな彼女の言葉にポップの心はかえって傷ついてしまう。強力なモンスターが大量に戦場へと投入され、戦いはいっそう激化し、ポップたちにさらに焦りが募っていく。
アバンの使徒たちの狙いに気づいたザボエラは、密かにポップの暗殺を画策していた。ポップが魔法円から逃げ出そうとしたその瞬間に、彼をめがけて毒牙の鎖を放つザボエラ。しかし、占い師のメルルが、その邪悪な企みを察知し、。自らを犠牲にしてポップを庇い深い傷を負ってしまう。
突然の出来事に愕然とするポップ。瀕死のメルルは秘めていたポップへの想いを伝えると、ポップに好きな人の名前を言うよう懇願する。ポップはためらいながらも勇気を振り絞り、マァムの名前を叫ぶのだった。すると彼のアバンのしるしがまばゆく輝き始める。ポップが持つ魂の力は「勇気」だったのだ。さらに、メルルを助けたいと強く願ったとき、ポップは新たな力に覚醒する!
第68話最後の挑戦メルルの命を懸けた告白のおかげで、ついに魂の力を目覚めさせたポップ。さらに彼は、その強い思いで賢者へと覚醒し、毒に冒され息絶えたかに思われたメルルを回復させる。気持ちを新たにしたポップが加わり、ダイたちはミナカトールの儀式を再開させると、バーンの結界を解除し、大魔宮バーンパレスへ乗り込むことに成功する。
どこか気まずい空気を抱えながらも、先に進む五人。すると、彼らの前に予期せぬ人物が現れる。それは、ハドラーと親衛騎団だった。自らの死期が近いことを悟ったハドラーは、自分の誇りをかけた最期の戦いの相手としてダイを選び、1対1の勝負を申し込みに来たのだ。ダイはそんなハドラーの意思を理解し、勝負を受けて立つ。
同時に、ハドラー親衛騎団は、シグマがポップを、ヒムがヒュンケルを、そしてアルビナスがマァムをそれぞれバーンパレスの別の場所へと連れ出し、ハドラーの一世一代の大勝負に手出しをさせないため、それぞれに戦いを仕掛ける。仲間を想う気持ちはみな同様で、互いに負けられない事情を抱える者同士、三局の戦いが幕を開けた!
ただ、ハドラー親衛騎団のうちアルビナスだけは何か別の考えがあるようで……?
第69話愛の超激突アルビナスの目的はハドラーを死の運命から救うことだった。普段マントで覆い隠していた両手両足を露わにし、マァムに容赦ない猛攻を仕掛けていくアルビナス。ハドラーを想う彼女に共感するマァムは戦いをためらうが、アルビナスにはどんな説得も通用しなかった。その想いの強さに、マァムは次第に追い詰められてしまう。そのとき、マァムの脳裏にかつてアバンがくれた言葉が蘇る。
正義なき力が無力であると同時に、力なき正義もまた無力――。
自分にも守るべき人がいることを思い出したマァムは、アルビナスと戦うことを決意すると、ロン・ベルクから託された新たな武器・魔甲拳を鎧化(アムド)し、親衛騎団の最強の駒・女王(クイーン)に立ち向かっていく。
強靭なボディとスピードを誇るアルビナスの攻略は容易ではなかったが、マァムは相手の機動力の高さを利用して形勢を逆転させ、武神流奥義・猛虎破砕拳で勝負に決着をつける。身体を砕かれたアルビナスは、マァムの想の強さを認め、爆散するのだった。
哀しい結果を迎えつつも勝利を収めたマァムは、同じくヒムを退けたヒュンケルと合流する。そのころポップは、魔法を跳ね返すシャハルの鏡を持ったシグマ相手に苦戦を強いられていた。
第70話勝利か消滅かアバンの使徒対ハドラー親衛騎団の戦いが続く。マァムとアルビナスの死闘は、想いの強さが勝ったマァムによって哀しい終止符が打たれ、ヒュンケルとヒムの戦いはパワーアップしたヒュンケルが圧倒。だがポップは、シグマを相手に苦戦を強いられていた。ポップが隠し持っていたブラックロッドでシグマのシャハルの鏡を吹き飛ばし、ついに最大のチャンスが訪れたかに見えたが、シグマも温存していた切り札ライトニングバスターで反撃。ポップに大ダメージを見舞う。
状況を打破すべく、ポップはメドローアで勝負をかける。シグマは冷静に呪文を避け、ポップを盾にして直撃をかわすが、それはポップの作戦通りだった。ポップが放っていた呪文は、実はメドローアではなかったのだ。シグマが動揺した一瞬の隙に、ポップは正真正銘のメドローアを叩き込み、勝利を収める。シグマは大魔道士ポップの機知に富んだ戦術を称えながら消滅していった。
ちょうどそのとき、ポップの元にマァムが駆けつけていた。改めてマァムに自分の素直な想いを伝えるポップ。そんな彼に向き合い、今の正直な気持ちでこたえるマァム。まだ見ぬ未来を勝ち取るため、二人はバーンを倒す決意を新たにするのだった。
第71話真竜の闘いハドラー親衛騎団との戦いを制し、ダイの元に戻ってきたポップたち。彼らが目にしたのは、ダイとハドラーの想像を絶するほどに激しい衝突だった。互角のパワーがぶつかり合う二人の周囲には高密度のエネルギーの熱風が巻き起こり、何人たりとも近寄ることはできない。その苛烈さは、まさに魔界の伝承にある、冥竜ヴェルザーと雷竜ボルクスが繰り広げた「真竜の戦い」の再来だった。レオナたちはダイの身を案じつつも、戦況を見守るしかなかった。
ついに二人が剣に手をかける。ダイのアバンストラッシュと、ハドラーの超魔爆炎覇、両者の必殺技の真っ向勝負だ。全員が固唾を飲んで見届けるなか、ダイとハドラーは互いに全身全霊を込めた一撃を放つ。 
接戦を制したのは、ダイの新技「アバンストラッシュX(クロス)」だった! ダイ渾身の超必殺技を真正面から受け、地面に倒れ込むハドラー。誰もがダイの勝利を確信する。しかし、戦いはまだ終わらなかった。ハドラーは恐るべき執念で再び立ち上がり、散って行った親衛騎団の想いを背負い、自らの命を剣に変え、最後の一撃の構えを取る。ダイもまた、最後の力を振り絞り、自らの力で迎え撃とうとしていた――!
第72話最後の一太刀ダイの新技・アバンストラッシュX(クロス)を受けながらも執念で再び立ち上がったハドラー。自らの生命を燃やし、親衛騎団への思いを胸に、正真正銘最後の勝負を挑んでくる。受けて立つダイは、次なる攻撃手段として魔法剣を選択。威力ではアバンストラッシュXには及ばないが、ダイにはもう一つ残された切り札があった。それは、ロン・ベルクが託してくれた新たな鞘。魔法剣の魔法力を高められるこの鞘に、ダイはライデインをまとわせた剣を収め、最後の一撃の構えを取る。
ライデインがギガデインへと増幅され、ダイがギガブレイクを放つと読んで、自身最強最後の技・超魔爆炎覇を繰り出すハドラー。しかし、ダイが放ったのはギガブレイクとアバンストラッシュを組み合わせた新技「ギガストラッシュ」だった。師と父、二人の思いを乗せた強烈な一撃で、ダイは見事にハドラーを打ち破る!
激闘を終え、お互いを称え合う二人。だがそのとき、彼らの前にキルバーンが出現。キル・トラップを発動し、ダイとハドラーを魔界の炎で飲み込んでしまう。トラップが閉じる寸前に中に飛び込んだポップがダイたちをガードしたものの、魔界の炎は強烈だった。激闘の直後に訪れたこの絶体絶命の状況を、彼らは打開できるだろうか?
第73話炎の中の希望キルバーンの卑劣な罠により、魔界の炎に閉じ込められてしまったダイ、ポップ、ハドラー。強烈な炎は少しずつ彼らの心身を追い詰めていく。呪文で炎をせき止めていたポップも徐々に消耗。ダイとポップの脳裏に絶望がよぎり始める。そんなとき、二人を鼓舞したのはハドラーだった。宿敵からの喝によって再び勇気を取り戻したポップは、最後の脱出策を思いつく。それは、ポップが炎の天井に向かってメドローアを放ち、上空が開けた瞬間にダイがルーラで脱出するという方法だった。
ポップに代わりハドラーが炎を受け止め、その間にダイとポップは作戦を実行する。ダイは見事に脱出を果たすが、崩れゆくハドラーに気を取られたポップは脱出し損ねてしまった。ポップとハドラーが炎に飲み込まれんとしたそのとき、何者かが放った5枚の羽根が光の魔法陣となって魔界の炎を消失させる。一同が声がしたその方向に目をやると、そこにいたのは、なんとアバンだった!
今にも消滅しようとするハドラーを抱きかかえ、感謝の言葉を告げるアバン。ハドラーはアバンの背後に迫りきていたキルバーンを最後の力で退けると、アバンの使徒に対する賞賛の言葉を残して空へと消えていくのだった……。
第74話大勇者の復活ポップとハドラーを魔界の炎から救ったのは、死の淵から帰還したアバンだった! 天へと昇りゆく誇り高き宿敵・ハドラーを見送ったのち、改めて師との再会に歓喜するアバンの使徒たち。涙に顔を濡らしながら師に抱き着くダイ、ポップ、マァム。さまざまな感情が入り混じり、顔を向けられないヒュンケル。アバンもまた愛弟子たちの成長を心から称賛する。
しかし、アバンはどうやって死の淵から蘇ってきたのだろうか? レオナの質問に対するアバンの答えは、驚くべきものだった。なんと、彼はメガンテで死んでいなかったのだという。フローラから贈られた「カールのまもり」が身代わりになり、命が助かったのだ。一行は仰天しつつも、頼もしい味方を歓迎し、気持ち新たにバーンの居城を目指すのだった。
だが、先へと進むダイたちを見送って、アバンは一人その場に留まっていた。彼はキルバーンがまだ生きていることを見抜き、あえて弟子たちを遠ざけたのだ。鎌を構えるキルバーンだったが、アバンは知恵と洞察力で上回る。キルバーンはいら立ちを募らせながらその場をあとにするしかなかった。
死神を退けたのち、すぐにダイたちのもとへ駆けつけたアバン。そんな彼に、ヒュンケルが意外な言葉を投げかける……。
第75話破邪の秘法突然、アバンが弱く戦いの役に立たないと言い放ったヒュンケル。彼はアバンと共に先へと進むことを拒否し、その場に留まって背を向けてしまう。ダイたちは兄弟子からの思いも寄らない発言に戸惑うが、アバンだけは冷静にその言葉を聞いていた。それは師と一番弟子の絆の表れ。ヒュンケルは、アバンがバーンパレス攻略に欠かせない存在であると考え、後方から迫るモンスターを一人で食い止める役割を自ら買って出たのだ。
ヒュンケルの思いを理解したダイたちは、彼に背中を託して前進。やがてバーンパレスの城門に到着する。それは、かつてダイとバランが力を合わせて破壊した魔宮の門のごとき巨大な門だった。一行が当惑していると、アバンが一人、門の前へ歩を進める。そして彼は消息を絶っていた間の出来事を語り始めた。
メガンテから生き延びたアバンは、カール王国の破邪の洞窟で修業していたのだという。地下150階まで潜った彼は「破邪の秘法」を獲得した。それは呪文の破邪力を増幅させる秘術。アバンは金の羽で城門の前に光の魔法陣を作ると、扉を開ける呪文・アバカムを詠唱する。すると、固く閉ざされていたバーンパレスへの門がゆっくりと口を開ける――!
第76話正義の快進撃アバンの破邪の秘法によってついにバーンパレスの門は開かれた。しんがりを務めるヒュンケルに背中を預け、ダイたちは城内へと突入する。
しかし、激戦に次ぐ激戦で、ポップは体力も魔法力も底を尽きかけていた。アバンは一時休憩を提案。攻撃用の金の羽「ゴールドフェザー」とは異なる、回復用の「シルバーフェザー」でダイとポップの魔法力を回復し、その間にレオナと二人で城内の探索へ出発する。弟子たちの前を離れたアバンは、レオナにだけとある願いを伝えるのだった。
一方そのころ地上では、一致団結した人間たちがザボエラのモンスター軍団を圧倒していた。形勢の不利を悟ったザボエラはミストバーンを利用して撤退しようとするが、ミストバーンはそんな企てを一蹴。ザボエラを置いて一人バーンパレスへと帰還する。クロコダインは残されたザボエラに降伏を進めるが、ザボエラは切り札を発動。虫の息だったモンスター軍団を皆殺しにしてその死骸を自らのもとに集め、「超魔ゾンビ」と化したのだ。すぐさま超魔ゾンビを攻撃するロン・ベルク。しかし、彼の剣は超魔ゾンビの強靭な肉体によって砕け散ってしまった……!
第77話もうひとりの勇者窮地に追い込まれたザボエラが出した切り札・超魔ゾンビ。衝撃を吸収するそのボディは、ロン・ベルクの剣をもってしても切断不可能だった。しかも、閃華裂光拳も、呪文も通用しない。クロコダインや人間たちは攻め手を欠き、次第にザボエラに追い詰められていく。その場にいる全員の士気が沈みかけるが、そのとき、ノヴァがひとり立ち上がった。北の勇者のふたつ名を持つ彼は、自分の生命を剣へと変え、決死の覚悟で超魔ゾンビに向かっていこうとする。
だが、その力の差はあまりにも歴然だった。ロン・ベルクは身を挺してノヴァを制止すると、自らが代わりにその役目を務めると名乗り出る。彼専用の究極兵器・星皇剣を取り出したロン・ベルクは、あまりの威力ゆえに使い手の腕まで砕く最強の奥義・星皇十字剣を放つ! 次の瞬間、超魔ゾンビはあっけなくもその身を十字に切り裂かれ崩壊する。ロン・ベルクは両腕を犠牲にしながら、ミナカトールの魔法円を見事に守り抜いたのだった。
こうして決着をみたロロイの谷の戦い。ロン・ベルクの行動に心打たれたノヴァは自分の進むべき道を見つけ、人々は勝利の喜びを噛みしめる。だが、ザボエラの命はまだ尽きてはいなかった――。
第78話地獄からの生還者ロン・ベルクが強烈な一撃で超魔ゾンビを切り裂いたことで、決着をみたロロイの谷の戦い。だが、ザボエラは命からがら逃げ延びていた。はいずりながらロロイの谷を脱出しようとするザボエラを発見したクロコダインは、出世欲に呑まれ、底辺へと堕ちたかつての仲間に複雑な思いを抱きながら、引導を渡すのだった……。
一方そのころ、バーンパレス城門前ではヒュンケルがモンスターを相手に死闘を繰り広げていた。そんな彼の前に信じられない人物が現れる。それはハドラー親衛騎団のヒムだった! 禁呪法で生み出された彼は、本来であれば主・ハドラーの死と同時に消滅しているはず。だがヒムやハドラーたちの執念が奇蹟を呼び起こした。ハドラーの魔力で操られる人形から、ひとつの生命体に変化を遂げていたのだ。ハドラーと見紛うような銀髪を生やしたヒムは、自分や仲間の怒りと誇りをこめた戦いの相手としてヒュンケルに勝負を挑む。
だが、ヒュンケルは無数のモンスターと長時間戦い、すでに体力が底を尽きかけていた。闘気をみなぎらせて戦うヒムを相手に苦戦を強いられてしまう……。次第に敗北を意識し始めるが、そのとき、かつてアバンがくれた言葉が彼の脳裏に蘇る!
第79話銀髪のヒム地獄から蘇ったヒムは、これまで以上に強敵だった。もはやブラッディースクライドや虚空閃でも倒すことは不可能。ヒュンケルはヒムの攻撃を観察し、一瞬の隙が生まれる瞬間を看破し、そこに合わせてグランドクルスを放とうとする。だが、最強クラスの戦士へと進化を遂げていたヒムにそれすらも回避され、ヒュンケルはついに打つ手を失ってしまう……。
だが、それでもまだ、わずかに残る闘志の欠片を燃え上がらせる。ボロボロの身体で立ち上がったヒュンケルは、鎧の魔槍の武装を解除。そして拳と闘気のみでヒムとの最後の戦いに挑む。対するヒムも、全身全霊の闘気を拳に込めた闘気拳(オーラナックル)で迎え撃つ。
闘志と執念を込めた拳のぶつかり合いを制したのは、なんとヒュンケルだった!ヒュンケルはヒムの拳が体に触れる直前、バランとの戦いで使った無刀陣を応用したカウンター攻撃を繰り出したのだ。オリハルコンの身体を貫かれたヒムは潔く敗北を認め、とどめを刺すように促すが、ヒュンケルはそれには応じなかった。ふたりの間には戦いを通じて確かな絆が芽生えていたのだ。長く宿敵関係にあったふたりが手を取り合ったとき、彼らの前に新たな敵が現れ―。
第80話チェックメイト死闘を終えたばかりのヒュンケルとヒムの前に登場した新たな敵。それは、チェス駒の頂点に君臨する王(キング)・マキシマムと、彼が率いるオリハルコンの軍団だった。体力が残りわずかなヒュンケル、戦いに敗れ立ち上がれないヒムは、絶体絶命の状況に追いやられてしまう。それでもヒュンケルは、傷だらけの身体を奮い立たせ、闘志を燃え滾らせながら敵に立ち向かう!
マキシマムは一気に勝負をかけようと集中攻撃を仕掛けるが、意志を持たない彼の駒はハドラー親衛騎団には遠く及ばなかった。ヒュンケルは鬼気迫る戦いぶりで次々にオリハルコンの戦士たちを撃破していく。すぐに追い詰められたマキシマムはヒュンケルの性格を逆手に取り、ヒムをターゲットにした卑劣な作戦を実行。ヒュンケルはヒムを助けようとして、形勢を逆転されてしまう。
だがそのとき、彼らの前にまたしても信じられない人物が現れる。それはなんと陸戦騎ラーハルトだった! 彼は以前と変わらぬスピードで、マキシマムと残りのオリハルコンの戦士を一気に破壊。そして、かつての宿敵・ヒュンケルに視線を投げかける。
一度命を落としたはずのラーハルトがここに現れた真相とは―。
第81話ホワイトガーデンの決闘ピンチのヒュンケルとヒムの前に現れたのは、かつてヒュンケルが死闘を繰り広げた竜騎衆・陸戦騎ラーハルトだった。 バランのドラゴンの血とその強靭な精神で奇跡的に死の淵から蘇ったラーハルトは、ヒュンケルから鎧の魔槍を受け取ると、満身創痍の彼に代わってダイのもとへと急行する。戦いの重責から解放されたヒュンケルは、そんな救世主の背を見送りながら静かに目を閉じるのだった……。
同じころ、ダイ、ポップ、マァムは、白い宮庭(ホワイトガーデン)でミストバーンとにらみ合いを続けていた。そして、そこに城の探索から戻って来たアバンとレオナが合流し形勢は5対1となった。圧倒的に不利な状況にも関わらず余裕の態度を崩さず、自らの強さに自信を覗かせるミストバーンに、アバンはひとりで勝負を挑もうとする。
だがそのとき、突如としてキルバーンのトラップが発動。アバンはダイたちの目の前で、異空間へと連れて去られてしまった。暗闇のなかで目を覚ましたアバンに、怒りの仮面をまとい復讐に燃えるキルバーンが決闘を申し込む!
第82話正義の後継者怒りに燃えるキルバーンに「復讐の空間」へと引きずり込まれ、決闘を申し込まれたアバン。そこでは、勝者のみが元の世界に戻ることができ、敗者には死が待ち受けている。ふたりの命を賭けた激闘が、今、幕を開けた。
一方、ダイたちはまたもや眼前でアバンを失ったことに動揺を隠せない。気が急いた彼らは、師を救う方法を聞き出すべくミストバーンに戦いを仕掛ける。だが、それこそがミストバーンの策であることを看破していたレオナは、アバンを信じて前進することを主張する。アバンから託されたフェザーを見せ、彼の言葉をダイたちに伝える。“全ての戦いを、勇者のためにせよ――。”アバンは、バーンとの対決までダイの体力を温存することを最重要視し、そのために仲間をまとめる役割をレオナに任せていたのだ。師の言葉によって冷静さを取り戻した一同。ポップとマァムはこの場を引き受け、ダイを先へと進ませる決断をする。
しかし、ミストバーンは強敵だった。マァムの閃華裂光拳を食らってもまったく効いた様子を見せず、あっという間にふたりを拘束してしまう。激痛に耐えるポップたちの声に、たまらず踵を返すダイ。だがそのとき、彼らの前にある人物が現れる!
第83話バランの遺言六大軍団長の最後のひとりにして最大最強の難関・ミストバーン。その強さは、生身の生命体であれば確実にダメージを受けるはずの閃華裂光拳をまともに食らっても、傷ひとつつかないほどだ。自在に伸びる爪によって動きを封じられ、絶体絶命の状況に陥るポップとマァム。だが、そんな彼らの前に鎧の魔槍をまとった陸戦騎ラーハルトが現れる。 颯爽とポップたちを救出すると、ダイの前に跪き不滅の忠誠を宣言するラーハルト。戸惑うダイに、彼はバランの最期の言葉を話し聞かせる。死の淵から蘇った彼のもとには、ダイの力になるよう記されたバランからの手紙が残されていたというのだ。父を慕うラーハルトの思いを知ったダイは、ポップやマァムと力を合わせてミストバーンを倒すよう、彼にこの場を託し、自身はレオナ、ゴメちゃんと共に前進ことを決断する。
そして、ダイたちはついにバーンが待ち受ける天魔の塔にたどり着く。ダイはレオナにパプニカのナイフを返し、一緒に戦ってほしいと、改めて思いを伝える。レオナもまた、そんな彼の気持ちを受け止める。出会ったばかりのころのことも思い返しながら、一歩一歩階段を昇る一行。しかし、レオナの背後には怪しげな影が這い寄っていた……。
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この記事を書いた人

執筆者もっち
  • 20社以上の動画配信サービスを実際に利用/体験しするVODマニア
  • 配信限定ドラマやオーディション番組、スポーツのライブ配信にも精通
  • 毎月のVOD料金はトータルで約1万円
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